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2023年2月10日

【DTM】MIDIキーボードを選ぶポイント5項目

みなさんこんにちは。
作曲家、音楽講師の植松ヨシヒロです。

このブログはDTMや作曲、その他音楽関連情報を中心に発信しております。

今回は「MIDIキーボードを選ぶポイント5項目」について説明します。


「MIDIキーボードってそもそも何?」
「自分はピアノが弾けないけどDTMで鍵盤って必要?」
そんな方もいらっしゃるかもしれません。

MIDIキーボードについての簡単な紹介と、もしMIDIキーボードを購入する際の選ぶポイントについて書いてみました。

MIDIキーボードとは?

ここでのMIDIキーボードとは、
DTMの音楽制作で使用する鍵盤型の入力デバイスです。
・・・と書いてしまうと表現が固いですが、
見た目は電子楽器のキーボード、シンセサイザーとほぼ同じです。
最も大きな違いとしては本体に楽器の音色が内蔵されておりません。
基本的にPCとのUSB接続を前提として、DTMソフトを介してソフトシンセの音色を使用して演奏したりフレーズを入力したりします。
※MIDI端子が搭載されているMIDIキーボードであれば他の電子楽器に接続することも可能です

MIDIキーボードを選ぶポイント

MIDIキーボードを選ぶポイントとして、次の5項目を挙げます。

 1:鍵盤のサイズ

 2:鍵盤の数

 3:ピッチベンド等のコントローラー系

 4:PC以外との接続

 5:付属ソフト

鍵盤のサイズ

一般的なシンセサイザーと同じ標準サイズの鍵盤ですが、一部の機種では一回り小さい「ミニ鍵盤」を採用しているものもあります。
キーボードの設置場所がほぼ常設、演奏やリアルタイム入力を重視なら標準サイズをオススメしますが、持ち運びをできるだけ軽くしたい方はミニ鍵盤のほうが明らかに軽くて有利です。
もし常設だとしても設置場所をコンパクトにしたい方、演奏においてもミニ鍵盤でも問題ない方はミニ鍵盤でも全く問題ありません。

鍵盤の数

オクターブの数によって
25鍵(2オクターブ)
37鍵(3オクターブ)
49鍵(4オクターブ)
61鍵(5オクターブ)
などがあります。
同じメーカーの同一機種でもその型番に37や49といった名前が付いていたりするので、そこからそのモデルの鍵盤数を把握することができます。
また、MIDIキーボードには演奏するオクターブを変えることができるボタン(オクターブシフトなど)を搭載しているので、鍵盤数が少なくても音域を幅広くカバーできます。

ピッチベンド等のコントローラー系

多くのMIDIキーボードにはピッチベンドやモジュレーションといったパラメーターをコントロールできるホイールを搭載しています。
また、機種によってはソフトシンセのボリュームやフィルターなど音色のパラメータをコントロールできるスライダーやツマミを搭載しているものもあります。また、DTMソフトの再生や停止などを制御するトランスポートパネルを搭載したものもあります。
ソフトシンセをハードのシンセのような操作でコントロールしたり、その動きをDTMソフトにリアルタイム入力することも可能です。
また、小さなパッドを複数搭載している機種はリズムサンプラー(リズム音色専用の電子楽器)のようにパッドを叩いて入力することもできます。
機種によってはサスティンペダルやボリュームペダルを接続できる端子を搭載しているものもあります。

PC以外との接続

現在発売されている多くのMIDIキーボードはUSBケーブルでPCと接続することができますが、iPadやiPhoneといったタブレットやスマホと接続・使用できる機種があり、接続方式もUSBではなくBluetoothでワイヤレス接続できるものがあります。

PCやタブレットとの接続においてケーブルが無いと見た目や設置場所、持ち運びにおいてもよりコンパクトになり便利ですが、代わりに電源をどうするのかという問題があります。機種によっては電池駆動が可能なものがありますので電池を使用するか、結局はUSBからの電源供給に頼るか・・・もしくはACアダプターを用いるものもあります。

USB以外にMIDI端子を搭載している機種もあり、PCではなくハードのシンセやサンプラー、リズムマシンなどの電子楽器と接続できるものもあります。

付属ソフト

PCで使用するためのドライバーソフト以外にソフトシンセを付属しているものもあります。
メーカーやモデルによって様々ですので、キーボードの鍵盤数やサイズ感だけでなく付属ソフトの有無や種類で決めるのも大いにアリです。

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あとがき

今回は「MIDIキーボードを選ぶポイント5項目」について簡単に説明しました。
これから購入予定の方の参考になれば幸いです。

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